
「生きる力」ってなんだろう
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1. 鬼と金棒
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この中で「どの鬼と金棒が一番強い」と思いますか?
※添付画像有り
ア:大きい鬼 × 小さい金棒
イ:小さい鬼 × 小さい金棒
ウ:大きい鬼 × 大きい金棒
エ:小さい鬼 × 大きい金棒
一番強いのは「ウ」、これは多くの人が納得できますよね。
では、二番目に強いのは?
ここで、「ア」と「エ」で意見が別れるそうです。
これまでの考え方では「エ(小さい鬼 × 大きい金棒)」が2番手だとされてきました。
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2. 鬼と金棒の意味
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鬼:人間力(=非認知スキル)
金棒:知識や技能(=認知スキル)
AIやロボットが進化する中で、知識や技能(=金棒)はAIに代替されていく。
そのため、テストで測れる「認知スキル」だけではなく、「非認知スキル(人間力)」がますます重要になる。
これまで「エ(小さい鬼 × 大きい金棒)」が2番手だったのは、知識や技能(=金棒)が大きければ、人間力(=鬼)が小さくても問題ない時代だったため。
しかし、これからの時代は「ア(大きい鬼 × 小さい金棒)」が2番手になり、「人間力」がが重視される時代になる。
これからの時代は次の順番で強い。
「ウ:大きい鬼 × 大きい金棒 」>「ア:大きい鬼 × 小さい金棒」>「イ:小さい鬼 × 小さい金棒」>「エ:小さい鬼 × 大きい金棒」
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3. 非認知スキルと認知スキル
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「非認知スキル」とは?
テストの点数(認知スキル)では測れない力のこと。
「鬼」の部分。
・自己認識:やり抜く力、自分を信じる力、自己肯定感など
・意欲:学習指向性、やる気、集中力など
・持続力・忍耐力:粘り強く頑張る力
・セルフコントロール力:自制心、理性、精神力など
・メタ認知:客観的思考力、判断力、行動力など
・社会的能力:リーダーシップ、社会性、思いやりなど
・回復力対応力:応用力、楽観性、失敗から立ち直る、学ぶ力
・クリエイティビティ:想像力、工夫する力
↑これらが「生きる力」に直結する、これからの時代に求められるスキル。
「認知スキル」とは?
テストやペーパーテストで測れる能力のこと。
「金棒」の部分。
・教科知識
・計算力、暗記力
・思考力・判断力・表現力の一部
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4. これからの時代に必要なこと
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歴史を振り返ると、狩猟採集社会が数万年、農業社会が数千年、工業社会が数百年、情報社会が数十年と一桁ずつ減ってきている。
次に訪れる社会は、ほんの数年で移り変わる可能性がある。
これからの時代は、「絶対に正解」といえる方法は誰にも分からない。
だからこそ、
① 自分の目標を目指して粘り強く取り組む
②そのためにやり方を調整し工夫する
③友達と同じ目標に向けて協力し合う
これらが生き抜くための鍵になる。
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まとめ
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◆これからの時代に必要なのは「生きる力」=「人間力」。
◆AIやロボットが発展する中、人間にしかできない力を磨くことがますます大切になる。
◆人と協力し、考え、工夫し続ける力。それが未来を生き抜くための大切なポイント。
